ITコンサルの選定ポイント

ITコンサルを選ぶ場合、確認したいポイントがいくつかあります。

・サービス内容や得意分野など

質の高いサービスを受けるためにも、サービス内容や得意分野、対応可能な範囲などを事前に確認しておくことが重要です。ITを活用した経営戦略の策定やITソリューションの導入支援、ITシステムの開発・運用支援など、得意とする分野は様々です。自社の希望とマッチするITコンサルに依頼することで、思い描いた効果を得られる可能性が高まります。ホームページなどから業務内容などをチェックしましょう。

・実績の豊富さ

評判の高いITコンサルは実績が豊富で、課題解決に向けた効果的なノウハウを蓄積しているケースが多く見られます。例えば、同業他社に対するコンサルティング経験がある場合、自社の課題に対しても望む成果を出しやすい傾向があります。そのため、過去の実績に関しても事前確認することで、より自社に合ったITコンサルを選びやすくなります。

・担当者との相性やスキルの高さ

経験や実績だけでなく、担当者との相性やスキルも期待したサービスを受けられるかどうかを判断するポイントです。コミュニケーションが取りやすい、専門用語を多用せずにわかりやすい言葉で説明してくれる、質問に対する回答が的確、必要な場面でしっかりと連絡が取れるなどのポイントから、力量をチェックできます。事前相談やヒアリングの場で確認してみましょう。

注意したいポイントも確認！

サービスの導入をスムーズに進めるうえで、事前準備を十分に行っていることも大切です。自社で取り組んでおきたい事前準備の注意点として、以下が挙げられます。

・目的を明確にする

ITコンサルへ依頼するにあたり、サービス利用の目的を明確化し、依頼内容を具体的に整理する必要があります。目的が定まっていないとコンサルティングの方向性が定まらず、本質的な課題解消に至らないことも考えられます。

・プロジェクトを丸投げしない

ITコンサルは、ITの専門家として助言や提言を主に行う立場です。そのため、課題解決のプロジェクトをITコンサルに丸投げするのではなく、自社の社員を主体的にプロジェクトに参画させることが重要です。希望している成果につながるよう、協力しながら業務を進めていきましょう。

・契約形態や料金体系が予算に見合っているか

ITコンサルによって、サービスの契約形態や料金などは異なります。自社の予算に見合っているかどうかをチェックしておくと、適切なサービス内容でプロジェクトを進められるでしょう。また、当初の予定を上回ったり、追加料金が必要になったりするケースも少なくありません。そのため、単価相場などに加えて追加料金の有無なども事前に確認しておくと安心です。

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